「無印良品のふしぎ」とは一体なんなのか?ひとことで言うと「無印良品の商品名にツッコミを入れている本」なのです。
けれどツッコミといっても決して商品へのクレームなんかではなく、愛に満ちた言葉のツッコミとなっています。
たとえば
「新疆綿細番手オックスストライプ パジャマ」
という商品に対して、
「このパジャマの意味がわかる人は手をあげて」
と文章がそえられている。
確かによく考えると「新疆綿細番手オックスストライプ」って何だ?と思いますよね。「なんかわからないけどいいところの綿をつかってるんだな」って言うのは伝わるけれど、真面目に考えたことなかったな。
カッターの名称も「大」があって、「中」があってなぜか次が「ミニ」。
なんで「小」じゃないんだろうか…?
現在の品揃えでは「中」がなくなって「小」でやっぱり「ミニ」。どうあっても「ミニ」はゆずれなかったらしい。
こんなかんじで無印の矛盾(?)をついた「無印良品のふしぎ」。
便利でシンプルな無印の別の面白さが見えてきます。